QuickTimeをWebページ内で再生させるJavaScript(Windows IEユーザのために)
- 2007.12.27
- Webマスター
どうも最近のWindows用ブラウザ・インターネットエクスプローラでQuickTimeムービーが正常に自動再生されないことが多い。ムービー上に余計なメッセージを表示してくれたりすることもある。
で、Webページに埋め込んだQuickTimeを再生するためにJavaScriptを使う対策をとった。
■AppleのサイトからJavaScriptをダウンロードする
http://developer.apple.com/internet/ieembedprep.html
ページ中程の Download the JavaScript files. をクリックしてダウンロードする。
ダウンロードしたzipファイルを解凍して、AC_QuickTime.jsを取り出す。
■AC_QuickTime.jsの使い方
このようなファイルの配置だと仮定する。
http://www.mydomain.co.jp/AC_QuickTime.js
http://www.mydomain.co.jp/index.html
http://www.mydomain.co.jp/sample.mov
index.htmlの中身
<head> <title>QuickTimeをページ内に表示する</title> <!-- ▼JavaScriptファイルをロードする▼ --> <script xsrc="AC_QuickTime.js" language="JavaScript" type="text/javascript"></script> </head> <body> <!-- ▼ムービーを表示する▼ --> <script language="JavaScript" type="text/javascript"> QT_WriteOBJECT_XHTML('sample.mov','320','256','', 'controller','TRUE','target','myself','type','video/quicktime'); </script> </body> </html>
以上で、ムービーがInternet Explorerでも表示、再生されるようになる。
■QT_WriteOBJECT_XHTMLの使い方
QT_WriteOBJECT_XHTML('sample.mov','320','256','', 'controller','TRUE','target','myself','type','video/quicktime');
1番目: sample.mov(ムービーを指定する。http://から始まるフルパス指定でもOK)
2番目: 320(ムービーの横幅)
3番目: 256(ムービーの高さ240に16を足す。コントローラは高さ16ピクセルなので)
4番目: ActiveXのバージョン。空欄にしておくと、codebaseの指定を勝手にしてくれる。
codebase = http://www.apple.com/qtactivex/qtplugin.cab#version=”6,0,2,0″
5番目以降: NAMEとVALUEのペアで指定すること。
5,6番目: ’controller’, ‘TRUE’ なので以下の設定になる。
<PARAM NAME=”controller” VALUE=”TRUE”>
7,8番目: ’target’, ‘myself’ なので以下の設定になる。
<PARAM NAME=”target” VALUE=”myself”>
9,10番目: ’type’, ‘video/quicktime’ なので以下の設定になる。
<PARAM NAME=”type” VALUE=”video/quicktime”>
その他、便利な指定項目
hspace, vspace, border, pluginspage
AC_QuickTime.jsを見れば、JavaScriptを知らなくてもなんとなく分かると思います。
(XHTMLを指定しない、QT_WriteOBJECTも使える)
■その他参考ページ
「このWebページでActiveXコントロールを実行するにはクリックしてください」とういうアラートが出る。
http://faq.stream.co.jp/faq/q007.html
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