Solarisにrsyncをインストール

今回は、パッケージからインストールした。

2年前の6/06(2006年6月)のコンパニオンCDがあったので、それを使った。

 

■既にインストールされているパッケージを確認する

rsyncパッケージが、現在のマシンにインストールされていないことを確認する。

$ pkginfo | grep rsync 

 

■rsyncパッケージをサーバへ転送するインストールする

コンパニオンCDの中のSFWrsyncをディレクトリごとftpでサーバへ転送する。

Solaris_Software_Companion/Solaris_i386/Packeges/SFWrsync/*

(適当なユーザのホームディレクトリへ持っていった)

 

ftpでサーバに送ったSFWrsyncの中身は、2つのファイルと3つのディレクトリ。

$ ls -F SFWrsync
archive/  install/  pkginfo   pkgmap    reloc/ 

 

■sryncパッケージをインストールする 

ルートユーザになって、インストールする。SFWrsyncが置いてあるディレクトリで作業する。

# pkgadd `pwd` SFWrsync
Processing package instance <SFWrsync> from </export/home/towns/Packages>
(長いので省略...)
Using </opt> as the package base directory.
(省略)
Do you want to continue with the installation of <SFWrsync> [y,n,?] y 

メッセージが表示されて、y を入力すれば、インストールされる。

インストールされたrsyncの場所。

/opt/sfw/bin/rsync 

 

■rsyncパッケージを確認する

バージョンを確認すると 2.6.3.1だった。インストール先は、/optの下になることも分かる。

$ pkginfo -l SFWrsync
   PKGINST:  SFWrsync
      NAME:  rsync - A faster, flexible replacement for rcp
  CATEGORY:  system
      ARCH:  i386
   VERSION:  2.6.3.1,REV=2006.03.26.16.24
   BASEDIR:  /opt
    VENDOR:  rsync.samba.org
      DESC:  rsync - A faster, flexible replacement for rcp
    PSTAMP:  freeware20060326163843
  INSTDATE:  Sep 03 2008 05:18
   HOTLINE:  Please contact the owners of this software
    STATUS:  completely installed
     FILES:       10 installed pathnames
                   6 directories
                   1 executables
                 602 blocks used (approx)