OracleからテキストTAB、CSVデータでエクスポートする-1
- 2007.01.22
- Oracle
Oracleからテキストタブ形式やCSV形式でデータをエクスポートして書き出す。
目次
■Oracleからテキストタブファイルとしてエクスポートする
テープル: emp
書き出す列: id, last_name, first_name, address
書き出す行: 全レコード
書き出し先のファイル名: ファイル名.txt
■テキストタブ(TSV)でエクスポートするSQL文をテキストで保存する
emp_export_tab.sql
set echo off set heading off set termout off set pause off set pagesize 0 set linesize 1000 set trimspool on set feedback off spool ファイル名.txt SELECT id || ' ' || last_name || ' ' || first_name || ' ' || address FROM emp; spool off ;
上記の ‘ ’ は、「シングルクォート」「タブ」「シングルクォート」として入力している。
(例) ||の役割は「接続すること」
last_name || first_name : 北野武
last_name || ‘ビート’ || first_name : 北野ビート武
last_name || ‘タブ’ || first_name : 北野 武
(注意)
SELECTからFROM emp;までは、余分な改行を入れないこと。
■SQL*Plusでログインして、実行する。
SQL> @emp_export_tab.sql
出力されたファイルを確認する。
SQL> ! $ ls emp_export_tab.sql ファイル名.txt
作業は、UNIX上のサーバで行う。SQL*Plusでログインするときの作業ディレクトリに、「ファイル名.txt」として出力されていることを確認する。
■OracleからCSVファイルとしてエクスポートするSQLをテキストで保存する
emp_export_csv.sql
set echo off set heading off set termout off set pause off set pagesize 0 set linesize 1000 set trimspool on set feedback off spool ファイル名.txt SELECT '"' || id || '","' || last_name || '","' || first_name || '","' || address || '"' FROM emp ; spool off ;
(例) ||の役割は「接続すること」
last_name || first_name : 北野武
‘あの人は’ last_name || ‘さん’ : あの人は北野さん
‘ダブルクォート’ last_name || ‘ダブルクォートとカンマ’ : ”北野”,
(注意)
SELECTからFROM emp;までは、余分な改行を入れないこと。
■SQL*Plusでログインして、実行する。
SQL> @emp_export_csv.sql
出力されたファイルを確認する。
SQL> ! $ ls emp_export_csv.sql ファイル名.txt
作業は、UNIX上のサーバで行う。SQL*Plusでログインするときの作業ディレクトリに、「ファイル名.txt」として出力されていることを確認する。
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